インターンシップとは
みなさまは「インターンシップ」という言葉を聞いたことがあるでしょうか?略称として「インターン」と呼ばれることもあり、長期インターンやサマーインターン、有給インターンなど、さまざまな種類があります。
ここでは、インターンシップとはどのようなものかをご紹介します。
インターンシップ・ワンデー仕事体験とは何か
インターンシップとは学生が就業前に企業などで「就業体験」をすることで、その中でもワンデー仕事体験は1日で完結するものです。。大学生であれば、大学3年生の夏〜冬に行われることが多いとされています。
2023年卒対象の調査※ではインターンシップに実際に参加したことがある学生は82.6%、平均参加社数は5社と多くの学生がインターシップに参加していることがわかります。
※出典「2023年卒 マイナビ大学生 広報活動開始前の活動調査」
インターンシップのメリット
インターンシップに参加するメリットはたくさんありますが、ここでは3つのメリットを紹介します。
業界・職種研究になる
インターンシップは業界や職種研究をするのに効率的な方法の1つです。企業の説明会でも情報を得ることはできますが、エントリーが始まる前のインターンシップに参加することで、事前に希望する業界や職種を絞ることができ、効率的に就活を行うことができます。また、複数の短期インターンに参加し、業界を絞ったうえで長期インターンに参加することも効果的です。
入社してからの仕事のイメージがつきやすい
インターンシップでは実際の職場で職業体験をすることも多く、実務を見る・先輩社員の話を聞くなどからどのような会社かを理解しやすいため、入社してからのイメージがつきやすいこともメリットの1つです。
実際に「インターンシップに参加した企業で働きたいと思ったか」※という質問では83.6%の学生が「その企業で働きたいと思った」と回答しています。
また、その企業で働きたいと思った理由として「社風が自分に合っているから」、「やりたいことができるから」が挙げられています。逆に働きたいと思わなかった理由としては「その会社に入社して働くイメージができなかったから」、「自分の個性や特性が活かせない業務だと感じたから」が挙げられており、インターシップに参加することで入社後のミスマッチを防ぐこともできます。
※出典「2023年卒 マイナビ大学生 広報活動開始前の活動調査」
志望動機の裏付けになる
インターンシップを通して体験したことや感じたことを志望動機を作成する参考にすることで、志望理由がより具体的になり、参加企業や同じ業界・職種の企業の選考を受ける場合に役立ちます。
インターンシップの時期と期間
インターンシップの期間は最短で半日から長期では半年から数年とさまざまです。長期インターンでは学業との両立が必要となるため、事前に参加する企業のスケジュールを調べておくとよいでしょう。
はじめてのインターンシップの参加時期は学校の休みに合わせて8月が最も多く、次いで7月が多い結果です。
※出典「2023年卒 マイナビ大学生 広報活動開始前の活動調査」
企業に対して最もよい印象を抱いたインターンシップの開催形式では「WEB開催(対面なし)」が最も多く、次いで「どちらかというと対面」が多い結果です。
※出典「2023年卒 マイナビ大学生 広報活動開始前の活動調査」
インターンシップの内容
インターンシップではどのようなことを行うのでしょうか。2023年卒の方が参加したインターシップの内容を紹介します。
参加をする時は内容を確認し、自分に合った内容を選びましょう。
インターンシップの内容で最も多かったのは「グループワーク(企画立案、課題解決、プレゼンなど)」で、次いで「若手社員との交流会」という結果でした。説明会ではわからない内容を知り、体験できるのもインターンシップの魅力の1つです。
※出典「2023年卒 マイナビ大学生 広報活動開始前の活動調査」
インターンシップへの参加には一般的に書類選考が行われることが多いので、「履歴書の書き方マニュアル」を参考にしてください。
最後に、インターンシップは選考と直結するものではなく、参加は自由です。インターンシップではなく、OB・OG訪問や企業説明会などで情報収集もできますが、実際に現場を知る数少ない機会なので、ぜひ積極的に参加しましょう。
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